6月21日~8月9日に二回目のエジプト体験留学を終えた仏語・仏語圏文化コースのA.S.さんの報告書から一部をご紹介します。今回、A.S.さんは将来、考古学を学びたいという希望を叶えるためにカイロ大学を訪問。カイロ大学の先生方からアドヴァイスを頂き、そこでご紹介頂いたカイロアメリカン大学を見学。考古学学科への入学手続きの方法などを知り、短大卒業後の道を明確にするという有意義な時間が過ごせたとのこと。大学訪問以外の時間でも遺跡や街の様子からたくさんのことを学べたようです。
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大学を訪ね歩く以外のときは、遺跡を見学していた。シナイ半島と、アレキサンドリアの2ヶ所を主に旅行(1人旅行)し、観光した。シナイ半島(カイロ市内からバスで7時間)は、紅海のシャルムエルシェイクのナアマベイ周辺のホテルに4泊し、そこからモーゼの山と聖カトリーヌ修道院に行く現地発着のツアーに参加した(半日)。まず、夜の10時半に出発してご来光を見た後、モーゼの燃える柴等で有名な聖カトリーヌ修道院を見学し楽しんだ。
シャルムエルシェイクは、ヨーロッパの人がよく利用するリゾート地で、中でも私の宿泊したナアマベイ周辺は高級リゾート地。エジプトとは思えないような物価で驚いたものの、やはり海はきれいで片道7時間掛けても来て良かったと思わせるだけの景色で非常にゆったりと過ごせた。
帰国の一週間前にラマダーンが始まったが、ラマダーン中、1泊2日でアレキサンドリア(カイロ市内から電車で2時間半)に行った。地中海に面した街はとても爽やかで外国人もカイロと比べ比較的に多く、街並みも石畳でヨーロッパのようだ。街の中を路面電車が通っているのだが、路面電車の動く音や光景が鹿児島を思い出させた(実家の鹿児島は近所に路面電車が動いている)。試しにアレキサンドリアでも路面電車に乗ってみた。地元の人や他の観光客は「路面はのろのろ動くからイラつく」と言っていた。しかし、鹿児島で慣れていたため特に何も感じなかった。むしろ懐かしさの方があった。路面電車を利用し、カアトベイの要塞、ポンペイの柱そして、モンタザ宮殿を観光した。徒歩では、ホテルの近くにアレキサンドリア図書館、グレコローマン博物館にローマ円形競技場があり、1泊2日をフルに活用した。アレキサンドリアはエジプト最後の王朝であるプトレマイオス王朝があった都で、プトレマイオス王朝の遺跡、ローマ支配下時代にグレコローマンの貴重な遺跡や、発掘品があり、古代エジプト時代ほど古くはないがとても興味深い。
街が西洋的なこともあってか、ラマダーンも今までカイロで見て来たよりも、違ったイスラミックなオリエンタル感と西洋のテイストが混じったような不思議な世界観を醸し出していて、観光以外にも夜はラマダーンの世界を楽しみ満喫出来た。
今回過ごした1ヶ月半は、旅行会社が一番滞在に薦めないと言っている、6月、7月、8月と大変暑い中で、途中体調を崩したりしながらの滞在だった。しかし、将来に繋がる大きな一歩を踏めたと私は思っている。次回のエジプトに行くのは半年後ぐらいになるだろう。帰国前には、前回お世話になった、インサーフ女史にもお会いすることも出来て嬉しかった。帰国後も、体験留学で掴んだチャンスを無駄にしないように、一歩一歩頑張って行きたい。
